長年売れ続けている加湿器の紹介です。
(2020/12/14追記:今年もこの加湿器は元気に稼働してくれています。)
ハイブリッド式加湿器でフィルタ掃除してない方は、体のためにもこれにしたほうがいいと思います。
※昔は在庫がたくさんあってシーズンの終わりやシーズン後に1万円を切るくらいの値段で買うことができましたが、最近はその年にその年のモデルが売り切れるようです。安値を狙わずに欲しいときに買ってしまったほうがいいと思われます。
ぼくは長年、象印のスチーム式加湿器を使っています。
昔は電気屋では置いてなかったりひっそりと置いてある感じで、どちらかというとホームセンターでたくさん売っていました。
昔は売れ筋ランキング1位になるなんて絶対ありえないような商品だったはず。
最近はアマゾンなどでかなり上位にランクインしてます。
型落ちの在庫はほぼないみたいで、型落ちは「おい、コラ」っていうお高い値段になっていたりします。
節電ブームが落ち着いたら、「やっぱり電気代より手間や健康が優先」となってきたのかもしれません。
この象印の加湿器の電気代は、平日日中フルタイム勤務で外出する生活パターンと想定してざっくり計算すると、ひと月2,000円〜5,000円くらいのはず。
設定を「高」「中」「低」どれにするのかで結構変わるので、この幅は仕方ないです。
ハイブリッド式などはひと月数百円と安いけど、毎週フィルタの掃除をしないといけないです。
毎週しないとすぐカビが生えます。
実際、毎週していない方がたくさんいらっしゃるはず。
カビが生えたフィルタを通した蒸気を吸うことは、健康にあまりよくないみたいなので、毎週掃除できないなら、電気代は許容してこの象印の加湿器にしたほうがよいと思います。
☆ ☆ ☆
ここからぼくが使っている2013年製の加湿器を写真つきでご紹介します。
型番:EE-RH50
見た目も中身もほぼポット。
デザイン性は乏しいかもしれないけど、別に視界に入っても気にならない控えめなデザインだと思います。「お手入れ簡単〜」のシールは剥がしたほうがいいかもしれません…
操作のボタンは全て横の面で比較的押しにくいので、子どもやペットによる誤作動は少ないと思います。もちろんチャイルドロック機能もあるから、それを使えば万全です。
基本操作は「入」を押すと「高め」「標準」「ひかえめ」と切り替わっていくので、好きなところになるように押すだけです。
常温の水を入れてスイッチオンすると、約1,000Wのフルパワーでお湯を沸かすので、その間だけは他の電気製品の使用を控えたりする必要があるかもしれません。一旦沸いてしまえば大丈夫です。
音が気になる方もいるようだけど、ぼくは全然気になりません。水が沸騰する自然な音なので、どちらかというと心地良い音です。
昔、石油ストーブの上にやかんを乗せて加湿していた家庭で育った方は大丈夫だと思います。
蒸気の吹き出し口。出てくる蒸気は約65℃なので、ギリギリやけどはしないようです。
つまり安全ってことです。
まあ熱いから触りたくないですけどね。
この吹き出し口部分は外して掃除ができます。
普段水蒸気が出ているだけなので、ホコリが少したまるくらいでほとんど汚れないです。
蓋の開け方はこんな感じ。写真撮るために手の角度をちょっと無理してるけど、実際はそんな大変じゃないです。両手でやるのが普通です。
左のバーを上に上げた状態を保って、真ん中を押して上げるという動作です。
蓋を開けた状態。まんまポットです。
もちろん蓋ははずせます。
写真の黒いボタンを押しながら引っ張れば、蓋がはずせます。ただし、引っ張るときの蓋の角度は写真のようにガバッと開いた状態ではなく、少し開いてるくらいの角度です。
中の様子。入れる水の分量の目盛りを書いてくれています。
底の部分。まだキレイだけど、数年使うと徐々に汚れがついてきます。クエン酸洗浄してもとれません。ただし、そのこびりつく汚れは金属イオンで無害だそうです。ポットを使われる方は見たことあるでしょう。
なんの変哲もない握りやすい取っ手がついています。持ち運びが簡単です。
電源部分は磁石式。万が一コードに足を引っ掛けたりしたら、すぐこの磁石でくっついている部分が外れてくれるので、本体は倒れなくて済むという安心設計です。
しかも、本体が倒れてもお湯はほとんど漏れない設計になっているとのこと。ぼくは倒したことがないので、実際どれくらいちょっとで済むのかわからないですが。
電源コードはそんなに長くないので延長コードが必要かもしれません。ワット数が高いので、どこから電源をとるか、他のどの電気製品と同じ延長コードを使うか、考えないといけないです。
ざっとメジャーで計ったところ、コードの長さは約120cm。
この加湿器はサイズが2種類あります。
- EE-R*50 →加湿能力:480ml/h 木造和室8畳 容量:3L
- EE-R*35 →加湿能力:350ml/h 木造和室6畳 容量:2L
縦の長さが違うだけで、接地面の専有面積は同じなので、大きい方だから邪魔になるわけではありません。
加湿器は大きい方が広い面積を長時間加湿できます。大は小を兼ねます。
だから大きい方を買ったほうがいいと思います。
値段は2,000円くらいしか変わりません。(大きいほうが安いときもあります。)
大きいほうだと流しに置いて蛇口を加湿器の上に持ってくることができないということはあります。そんなときは別にボウルか何かを使って水を入れればいいだけです。
そもそも小さいキッチンだと、小さい35のほうでも蛇口を上に持ってこれないこともあります。
お手入れは、月に1回程度クエン酸洗浄するだけ。
クエン酸をぬるま湯に溶かしてから本体に入れて、追加で満タンに水を入れて、クエン酸洗浄をスタートさせるだけ。約1時間半で終了。
ここが大きなポイント。この手入れの簡単さを味わったらもうフィルタ掃除なんてやってられません。普通に使っている分にはカビが生える心配もほとんどないですし。この手間のかからなさは本当にすばらしいです。
使うクエン酸はなんでもいいのかもしれませんが、ぼくはなんとなく昔からの習慣で純正のクエン酸を使い続けています。動作確認をしてくれているから吹きこぼれの心配がないです。
↓2018年あたりから、加湿器用のクエン酸も売っているようです。
安心の日本製 Made In Japan
最後にしつこいけどもう1回。
ハイブリッド式などの加湿器でフィルタ掃除をサボっている方は、この象印のスチーム式加湿器にしたほうがいいと思います。
電気代より健康のほうが大事だと思います。
ぼくは象印の加湿器を使い始めて10年弱です。家族、友人にはずっとこれを勧めています。
聞くとみなさんだいたいフィルタ掃除やっていませんので。
フィルタ掃除に抵抗があるなら絶対買いだと思います。
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